2020年12月21日
【生殖医療科】通院中の方へ
4月の新型コロナウィルス感染流行以降、当院におきましては、患者さんのマスク着用、入り口での検温実施
(37.5℃以上は入館不可)、健康観察表の記入などの院内感染対策を引き続き実施しております。
当科におきましても、院内滞在時間の短縮、入館制限(診察を受ける方・医師から説明のある方のみ)など、日頃の
ご協力ありがとうございます。
しかし、現在、新型コロナウィルス感染は第三波が到来しております。宮城県・仙南地域においても患者が急増しております。
生殖医療という視点では、新型コロナウィルス感染の児への影響が懸念されておりますが、母子感染や死産に至ったといういくつかの症例報告や、PCR陽性妊婦と陰性妊婦の間で予後の差はなかったという米国医師会の報告などがやっとでてきた状況で、いまだ不明のままです。
そこで、生殖医療科では、以下の症状がある場合の来院をお控えいただきたいと考えております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
①発熱37.5℃(当日を含む14日以内)がある
②重度のだるさ、息苦しさ、咳の症状がある
③嗅覚や味覚の異常がある
④自身あるいは同居家族の風邪、症状(咳、鼻水等)、それ以外の体調不良がある
⑤新型コロナウィルス陽性者と濃厚接触がある
⑥家族や身近な方に感染が疑われる人がいる
⑦過去14日以内に感染流行地や外国へ出かけたことがある
なお、上記の症状がある場合、人工授精、採卵、凍結溶解胚移植などについては以下の対応を取らせていただきます。
治療周期開始前の方…治療を延期させていただきます。
治療を開始している方…治療を中止していただくことがあります。
まずは電話でご相談ください。
誠に恐れ入りますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。