胎児心臓超音波スクリーニング・4Dエコー
当院では、胎児心臓超音波スクリーニングを実施しています。スクリーニング終了後は、赤ちゃんの様子をご覧いただけます。
胎児心臓超音波スクリーニングについて
赤ちゃんの先天性疾患のうち心臓の奇形が最も多く、乳児期死亡率の第1位を占めます。生まれつき心臓に奇形がある(先天性心疾患)赤ちゃんは100人に1人とされており、その1/3が出生直後から1年以内に手術を必要とします。お母さんのお腹にいる間は、胎児特有の循環によりほとんど問題なく経過しますが、出生し肺呼吸に切り替わると深刻な状況になる場合があります。事前に胎児の心臓をチェックし、必要な場合は専門の施設へ紹介しております。
※超音波検査には限界があり、すべての病気・異常がわかるわけではありません。
当院の実施状況
検査は、日本超音波学会認定の産婦人科超音波認定検査士が担当します。胎児心エコー検査ガイドラインに沿って20分ほど丁寧に検査を行います。
安心してお産をしていただけるよう、健診を受けられる妊婦様全員に胎児心臓
超音波スクリーニングを実施しております。